あらすじ

木之本家に朝がきました。 今日はいい天気です。 さくらはいつものよう に過ごしました。 ところが大変なことが起こるのです。さくらはカードを捕ま える事が出来るでしょうか?

さくらと撫子の思い出

作者: narumiko


第4章: さくらと転校生と新たなカード

~*~*~*~*~*~*~* 夢の中 ~*~*~*~*~*~*~*

さくらが海の砂浜を歩いて行くと岩場に女の子が3人いまし た。 紫の髪をした明るい女の子、アイール色の髪をしたアイドル見たいな 元気な女の子、オレンジの髪をした大人っぽい女の子 がいました。 もちろん、3人とも人魚でした。 「あの子・... 誰...?」 さくらは、3人の女の子を見つめていました。

~*~*~*~*~*~*~* 夢終わり ~*~*~*~*~*~*~*

「ピピッピピッピピッ...」 さくらの目覚まし時計が鳴り ました。 「さくら... さくら、早よー起きんかい。」 さくらは、 ケロちゃんの叫び声 で目が覚めました。

「ほえ〜、びっくりしたー。脅かさないでよ。」 「さくら早 くしたくせんと遅刻するでー。」 さくらは時計を見て 「ほえ〜遅刻する〜。」 さくらは制服に着替え下へ降りて行こうと思った時にケロちゃんが 言いました。

「さくら、昨日行ったんやろぉ? その話をしてくれへんかぁ?」 っと ケロちゃんが言ったが 「ゴメン、帰って来たらねぇ」 っとさくらが 言って降りて行きました。

「おはよーお父さん」 さくらが元気にあいさつしました。 「おはようございます、 さくらさん、おはようございます、撫子さん。」 お父さんもあいさつすると お兄ちゃんが朝ご飯の準備をしていました。

「お兄ちゃんおはよー」 さくらがあいさつすると桃矢が「おそよー怪獣...」と 言いました。 さくらが怪獣見たいな足音を立てました。 「なんですって」 さくらは すごい怒りで言いました。

すると、藤隆は 「さくらさん 早くしないと遅刻しますよ。」  「ほえ...・ほえ〜!!!」 さくらは、慌てて食事を食べました。「ごち そうさま〜」 さくらは慌てて靴を履いて学校へ行きました。

「いってきまーす」 さくらは、走って学校へ向いギリギリセーフで学校に 着きました。 「おはよー」さくらが元気にあいさつすると千春・利佳・奈緒子も 元気に 「おはよー」 と言い返しました。

そして、さくらの大親友の知世も 「おはようございます。 さくらちゃん」 と 明るく笑顔で言う。「知世ちゃんおはよー」さくらは席に着きました。

「さくらちゃん きのうはたいへんでしたでしょう? おけがはありません でしたか?」 知世が心配そうに言うのでさくらは笑顔で 「だいじょうぶ だよ。 心配しないで」

すると奈緒子、千春、利佳がさくらの所に来て皆で言いました。 「さくらちゃん、 きのうプレゼント渡せなかったから今日持ってきたんだ。 お誕生日 おめでとう」 皆さくらの為にプレゼントを作ったのでした。 「皆ありがとう...」 さくらがプレゼントをもらった時に山崎がきて言いました。 「プレゼントって いうのはね...」 「ほえ?」 「実はフランスで舞踏会でプレゼントを持ってき てる人が多く、誕生日の日にプレゼントを渡す人が多いんだ」 さくらは その話にのってしまいました。 「へえーそうなんだ」 さくらは山崎に 関心する。 「それから...」 山崎が次の話をする時に千春が、山崎の 耳を引っ張りました。 「はいはい、この話は今度ね...」 千春は山崎を 引っ張って行きました。 「山崎君の嘘って最後まで聞かないと気になるね」 奈緒子が 言うとさくらががっかりして 「嘘だったの〜」 と言う。 そこへ寺田先生が 来ました。 「ホーム・ルーム始めるぞ。 今日は転校生が3人うちのクラスに 入る事になった。 じゃあ1人ずつ紹介する。 1人目入って来て」 ドアが静かに 開きました。 その子は、髪の長いオレンジの髪をした上品の女の子でした。

「1人目はアメリカから来た女の子 エリザベス・コロン・マレーシア。貴族の娘な んだ。 みんな仲良くするんだ」 「エリザベス・コロン・マレーシアです。よろしく お願いします」 きれいで丁寧なあいさつでした。 「席は... 李の後ろでいいだろう。 あとの二人は姉妹、つまり、双子なんだ。 マレーシア、席について」 マレーシアは 席に着こうとしましたがさくらの席で止まりました。 「よろしくお願いします」 と さくらに向ってあいさつして席に着きました。

「次、2人一緒に入って来てくれ」 2人の女の子は一斉に入りました。 「福岡から来た姉の静本 理恵と妹の美恵だ。 仲良くするんだぞ」 「静本 理恵です。よろしくお願します」 「静本 美恵です。よろしくお願いします。」 そのお姉さん、理恵は髪の短い (肩までの長さ) アイールの髪をした女の子、 妹の美恵は同じく髪は短く紫の髪をしています。

「席は... 李の隣と... 小林の隣が空いてるな。 それじゃ、理恵が小林の隣、 美恵が李の隣でいいな。 じゃあ2人ともそれぞれ席に着きなさい。」 さくらはエリザベス・コロン・マレーシアを見ると「はにゃ〜ん」と なりました。 よっぽど綺麗な人だったようです。

でも、小狼はそのエリザベス・コロン・マレーシアを睨んでいました。 まるで 観月先生が初めて友枝小学校に来た時の用に。

「キーンコーンカーンコーン」 2時間目のチャイムが鳴りました。「2時間目は 調理自習なので家庭科室へ集合だ。 先生はいないが自分達でできるな?」

「はーい」 生徒が大きな声で返事をしました。 皆、家庭科室へ行きました。 さくらはエリザベスにがんばって話し掛けようとがんばっていました。

「ねえ いっしょに行こう」 さくらはがんばって言いました。 「いいわよ。 いっしょに行きましょう」 エリザベスは嬉しかったのです。 貴族の 子供はほとんど家庭教師、市立の小学校に行かせる人が多かったのです。 エリザベス は家庭教師を雇われたので友達がいなかったし、友達に声も掛けられた事もなかった のです。

2人は家庭科室へ行きました。 エリザベスはさくらに言いました。 「あなたの お名前うかがっていいですか?」 「木之本桜です」さくらが言う とエリザベスが言いました。

「春に咲く美しい花ですね。 桜さんって呼んでいいですか?」 「うん... えっと...」 さくらはエリザベスの事を何て言えば良いか 考えていました。 さくらがこまっていたのでエリザベスがいいました。 「エリザベスって長いから言いにくいよね。」 「うん... あっエリザは?」 「いいわ、よろしくね。」 さくらとエリザベスは握手をしました。 「あっ 早く行かないと遅れますよ」 エリザベスとさくらは急いで家庭科室へ行きました。

「今日はバームクーヘンを作ります。皆さん材料の点検をして下さい。 足りない時は 先生に言ってください。 それでは、はじめて下さい。」 さくら達のグループは、 知世・利佳・奈緒子・千春・エリザベスでした。 さくら達の中で バームクーヘンが作れるのはエリザベスだけでした。 「う... 知世ちゃんバーム クーヘン作ったことある?」 さくらは知世に聞きました。 「いいえ、初めてですわ。 マレーシアさんに作り方を教えてもらおうと思っているんですけど...」 知世は言 いました。 「大道寺さん... 牛乳と砂糖を入れて下さい。 あと卵は卵白に分けて... ...」

エリザベスの指示にしたがって何時間後には...

バームクーヘンがきれいに作れました。 すると女子のなかで ヒソヒソ話が出てきました。 「マレーシアさん綺麗で上品で素敵な人だね。」 その話をしている間にさくら達のバームクーヘンは出来上がりました。 「あとは、冷ますだけですね」 エリザベスのおかげで速く出来上がりました。 いっぽう小狼はやはりまたエリザベスを睨んでいました。 2時間目が 終わり中休みがありました。

小狼はさくらを中庭へ呼びました。 「小狼君、何?」 さくらが不思議 そうに聞きました。すると小狼が言いました。

「さくら、気づかないのか? マレーシア何か隠している。」

「えっ小狼君、どうしてそんな事が分かるの?」 さくらは、わからないで 聞くと 「まるで観月先生と初めて会った時と同じなんだ。マレーシア、魔力の 気配がする、エリオルよりも魔力の強い人だ、あの人に気をつけろ」 小狼 はそう言いどこかへ行ってしまいました。 「気をつけろ... って言われても。」 さくらは悩みました。

学校が終わりさくらは知世と遊ぶ事にしました。 「あと1人 誘ってもいい?」 さくらは知世にお願いしました。 そして、 知世の返事は 「良いですわ。 でも、誰を誘います?」 「う... 奈緒子ちゃんと 千春ちゃんはピアノがあるし、利佳ちゃんはバレエのお稽古だもんね」

さくら達は考えました。 しばらく考えていると前に静本理恵、美恵が通り かかりました。 さくらは2人を誘う事にしました。 「そうだ、静本さんたちは?」 「いいですね。 友枝町を教える事が出来ますものね」

でも、さくらは言う勇気がないので変わりに知世が言う事になりました。「静本さん 今日空いていますか? もし良ければ今日いっしょにあそびません?」 知世が 言いました。

「いいけど... 姉さんはピアノがあるから。 私だったらいいけど。 あっ、 そうそうお名前教えてくれますか?」 理恵は言いました。

「私の名前は大道寺知世です。 あちらにいらしゃる方は木之本桜ちゃんです。 今 日は私の家に来て下さい、あっ分からなかったら電話して下さい」 知世は そう言ってさくらと行って帰りました。 「知世ちゃんありがとう... 私、 初めての人と話すのは苦手なんだ〜」

「さくらちゃんならきっと出来ますわ。 だってさくらちゃんみたいな 元気な人はきっと出来ると思います」 知世はさくらを慰めるように言いまし た。 「ありが...」 その時カードの気配がしました。 この気配はさくらカー ドの気配でした。

「カードの気配がする。 どこからだろう?」 さくらは、 集中しました。 「感じる... どこから...? あっペンギン公園からだ。」 さくらは、ペンギン公園へ走って行きました。 「さくらちゃん...」 知世は さくらのあとをついて来ました。

ペンギン公園へ着きさくらは何のカードか考え始めました。 「カードは... どんなカード? ウォーティ・ライト・ソング一体何のカード」 さくらは 悩んでいるとある事に気が付きました。 「このカード... 半分しかない... どうして? まさかツイン見たいなカード?」 すると、カードが現れました。

どうやら杖のようです。 杖の形は長く、杖の先は大きな丸の形をし、 変な形をした穴が八つ開いています。

「これ... カードなのかな?」 さくらは気配を読み取りま した。 「星の力を秘めし鍵よ。 真の姿を我の前に示せ。 契約のもとさくらが命じる。 レリーズ! 風よ、戒めの鎖となれ。 ウィンディー」 さくらはウィンディーを使っ たお蔭でカードは封印出来ましたが、そのカード名前がありません、それにカードは 杖の部分の所だけしかありません。 なぜでしょう? 今まで捕まえたカードは名前が書 いてたのに? さくらは悩み初めてしまいました。 「う...ん、夜、ケロちゃんと小狼 くんと相談しよう」 さくらが言うと知世が来ました。 「さくらちゃん! お怪我はあ りませんか?」 知世が心配していました。「うん... だいじょうぶ知世ちゃん見て カードが増えたの」 さくらはうれしそうでした。 でも知世は納得できませんでし た。 「せっかくビデオを持ってきたのにビデオを撮る事ができませんでしたわ。さく らちゃん静本さん家に行きません?」 知世が聞くとさくらは大賛成でした。

さくらと知世は早速静本さんの家に向かいました。

するとペンギン公園の木の陰に女の子が4人いました。「カリナがうまくやって くれてよかったねセーラ」 1人の女の子が言いました。

「でも、いつかは私達捕まるかもしれない。 それまであの子を殺すのよ」 女の子が 話して何処かへ行ってしまいました。

さくらは、その事に気づいていませんでした。 さくらはただ、カードの事を 考えるのに精一杯でした。静本の家に着きさくらと知世はいっしょに遊び 家に帰りました。

「ただいまー」 さくらが言うと誰もいませんでした。 そうです、今日お父さん、 お兄ちゃんは夜遅く帰ってくるのです。 さくらはチャンスと思っ て部屋へ向いました。

「ただいま。 ケロちゃん」 さくらが見てみたらケロちゃんはゲームを していました。 「おおっお帰り」 ケロちゃんはゲームをしながら言いまし た。 「ケロちゃん今日ねさくらカードを見付けたの」 さくらが言うと ケロちゃんが大きな声で 「えーっ!!」 とびっくりして言いました。

さくらは、今日の出来事を詳しくケロちゃんに伝えました。 「なるほど、 さくらカードが公園で見つけて封印したってことかぁ... っでその カードの名前は?」 ケロちゃんが聞きました。

「それが... 名前がないの。 封印してから名前が出ないの、 それに杖の部分しか現れないの左の方はまだ見つからないんだ」 さくらが言うと ケロちゃんは悩み始めました。 そして、「エリオルに聞いたら何か分かるかもし れへん」 さくらはケロちゃんのアドバイスをもらいさっそく電話をしようとしたら 「プルプル プルプル...」 電話がなりました。 さくらは電話に出ました。 「も しもし 木之本です」 「お久しぶりです。さくらさん」その声はエリオルの声でし た。 「エリオル君 あのね実は...」

さくらはエリオルに今日捕まえたカードの事を話ました。 「なるほど... それはさくらさんが考えたカードです。 あなたの心の中で何かを 思ってるからです。 そしてカードに名前がないのは多分、全部のさくら カードを集め、そして全部集めたらそのカードを一つの カードにしないといけません。 さくらさん、あと何枚のカードを集めないと いけませんか?」 さくらは考えました。何分か経ちそして 「多分8枚と思う」 「その8枚のuうち1枚は捕まえるのが難しいと思われます。」

その時、電話が切れてしまいました。 「エリオル君... エリオル君」 さくらが 何度も電話をしても電話が繋がりません。 さくらは、部屋に戻っ てケロちゃんが言いました。

「さくら、朝言ってたあの話してくれへんかぁ?」 さくらは頷いて 「うん」っと言った。

「ナナが... ううん姉さんが来た時の事件とそっくりそのままが出てたの。 見たときは、小さい頃の私が泣いていたの...」

「う... ん、難しくなって来たなぁ、カードの気配がした ら、ワイをすぐ呼んでやぁ」


次回予告

謎のさくらカードを封印して5ヶ月がたったの。 今日は久し ぶりに月峰神社にきてお参りに着たけど... ほぇ〜カードの気配... なんでー!
カードキャプターさくら 「さくらと謎の少女」 次回もさくらといっしょにリーズ!!


あとがき

謎がだんだん深まって来ました。 前に起こった事件は解決したはずなのに... 昔の事件と今 の状況はさくらに関係が...! 次回のカードキャプターをお楽しみに!!

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