あらすじ

さくらと小狼が過去の世界へ着きました。そこは過去の世界でした。 さくらは過去の世界で何を見るのでしょう?そして、撫子が何年も隠してい た秘密があきらかに... そして、カードの手がかりを見つける事が出来るのでしょうか?

さくらと撫子の思い出

作者: narumiko


第3章: 私と過去の私と少女

さくらたちは、過去に着きました。辺りを見回すとそこは海の底 北太平洋 の海底でした。

「小狼君、ここって海の底...」 さくらは聞きました。「そうみたいだ な。 さくら、さくらの母親の事を詳しく教えてくれないか?」

「わたしも覚えてないけど... お母さんがモデルの仕事をしながら高校へ 通ってたみたい。 そして、18歳になってお父さんと結婚して1年後 お兄ちゃんが生まれたの。

そして、12年後... 私が生まれたの。 しばらくしてお母さんが病気にか かって私が3歳の時に亡くなったの。」

さくらは、その事しか聞いてないのです。 「そっか... さくらにもそんな 思い出があったのか。 俺もさくらと同じ年の時に父上が亡くなったんだ。」

小狼とさくらは昔のことを話していたその時でした。 「おかあさんーおねー ちゃん」 さくらは誰かが悲鳴をあげていることに気づきました。

「小狼くん、いま悲鳴が聞こえなかった?」 「ああ 俺も聞こえた... 行ってみよう。」 さくらたちは恐る恐る歩きました。

歩いて数分後にお城は大きな貝でできたお城でした。 お城に入ると ピンク真珠の人魚が泣きながら言う姿を目撃する。 「ガイト... お母さんと お姉ちゃんを返して。」 女の子が言いました。

「ふっ、ホワイト真珠のマーメイドとアクア・レジーナを捕まえたらこっち の物だ」 ガイトは言い返す。

すると、ホワイト真珠のマーメイドが言う 「サクラ逃げるのよ... 逃げて マーメイドの皆に伝えて。」 母親も続けて言う。 「サクラ、この真珠を 預けておきます。 サクラ元気でね。」

ガイトは、姉と母親を連れて去っていきました。

「真珠... あの真珠家にある... って事は私の小さい頃の私?」 さくら はびっくりした。 「って事はさくらの母親は捕まった後に殺されたのか... じゃあ さくらのお姉さんは生きてるはず...」 さくら達はしばらく考えました。

すると、城の中から歌声が聞えました。

七色の風に吹かれて 遠い岬を目指してた
夜明け前 聞えたメロディーそれはとても懐かしい歌
東の空へと羽ばたく鳥達 
さあ宝島に向ける近道
七つの海の楽園
嵐の夜の後には愛を伝えるため命はまた生まれる
七つの海のメロディーア
誰もがいつか あそこを旅立つ日さにへと私は忘れない

「姉さん、お母さん... 私は人間界へ行きます。 そしてガイトをやっつけ て平和な海にする。」 ピンク真珠のサクラはそう言うと旅に出たのです。

さくらはこの事を忘れる事はないでしょう。 でも、さくらはカードの手がか りが見つからないままでした。

すると、撫子が霊になって現れました。 「さくらちゃん... カードはそば にいるわ。 よく考えるのよ。」 撫子はそう言い残して消えていきました。

「一体どう言う事なんだろう? お母さんは何を伝えたかったんだろう?」 さくらが考えている時、また、風に吸い込まれてしまいました。 「ほえ〜」

気がつくと ペンギン公園にいました。 あたりはもう夜でした。 「小狼君  だいじょうぶ?」 さくらが心配そうに言う。 「だいじょうぶだ。さくらは?」

「うん、だいじょうぶ。 小狼君今日はありがとう、また明日ね。」 さくらは、 手を振って帰りました。

けっきょくさくらの誕生日会は中止になりました。 さくらは、家に帰りケロ ちゃんに今日のできごとを話しました。

「そうか 小僧と過去に行ったんかーさくら気つけなあかんよ。 これから何 があるかをからんからな。」 ケロちゃんは心配そうに言いました。

「だいじょうぶだよ。 だって私にはこの真珠と無敵の言葉があるもん。」 さくらが言いました。 すると、ケロちゃんが聞きました。

「なあ さくら真珠って何の事か? 説明せー」 「実はねこのピンクの真珠 は私が小さい頃から付けてたの。」 さくらは言うと、 その時「トン、トン」ドアから誰かがいました。 「はーい」さくらがドアを 開けると桃矢がいました。 「父さんがデザートだって、子供はもう寝ろよ」桃矢が心 配そうに言う。 「分かってるよ。 お兄ちゃんおやすみ。」 さくらはドアを閉めました。

「ふー、さくらの兄ちゃんわいの事気づいとるかいな?」

「ケロちゃんデザートあげるよ。 私もう寝るから...」 さくらはベッドに 入って眠りました。 「やったーわいの好きなプリン♪♪」

ケロちゃんは大喜びしました。 「あの子... 私のお姉ちゃんなの...? 今、どこにいるの? ねえさん...」 さくらは涙を流しながら眠りました。


次回予告

私達のクラスに転校生が来たの。私達のクラスに4人入ってきて、隣のクラ スには3人来たの。ほえ〜家に魔力の気配がする。 何のカード もしかして、私が作ったカードじゃ...

カードキャプターさくら 「さくらと転校生と新たなカード」
次回もさくらといっしょにレリーズ!!


あとがき

結局さくらは カードの正体・手がかりが見つからなかったですね。 次々起 こる事件... さくらはカードを見つけることは出来るでしょうか? さくらは、カー ドを捕まえると思います。 次の第4章楽しみにして下さい。

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