学校の昼休みさくらの同級生 三原千春 柳沢奈緒子 佐々木利圭が集
まって話し合いをしました。 もちろんみんなの話はさくらの誕生日の
事でした。 さくらは、学校が早く終わってほしいと思ってました。
作者: narumiko
「キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン」 1時間目の チャイムです。
「1時間目は算数のテストをする。 みんなちゃんと復習してきたな。」
生徒の半分の人が返事をしました。
「それでは初め」
さくらは、あせっていました。 「ほぇ〜全然わかんないよ〜」 と言う さくらに対し知世はスラスラ説いていきました。 さくらが解けたのは 分数のかけ算ぐらいです。 悩んでいる間に時間はどんどん過ぎていきました。
「それじゃそこまで。 後ろから集めて提出するように」
さくらは、自信がなく逆に知世、奈緒子、小狼は自身満々でした。
「2時間目はさっきやったテストを返すからな。 それまで5分休み。」
それまでみんな友達と話していました。
「知世ちゃんテストどうだった?」 さくらは聞きたがってた。
「そうですね... 私にたいしてはふつうですわね。」 知世はにっこり笑顔 で答えました。
「テストって言うのはね...」 山崎がいきなり顔をだしました。
「ほぇ?」 「実は昔1枚のテストに100問の問題が出てきて覚えるのにたいへんだった らしいよ。 だから、100点だった人は少なかったんだよ。」
さくらはびっくりして 「ほぇ〜」 って言いました。
その話を聞いた千春は 「はいはい、もう席に着こうね」 と言い山崎の耳を ひっぱりながら席に向かいました。
そこに奈緒子が来ていいました。 「さくらちゃん今 山崎くんが話したの嘘 だよ。」 と奈緒子はにっこりして言いました。
「嘘だったの〜」 とさくらは言った。 すると後ろにいた李が 「俺は分かっ てたぞ。 山崎の嘘。」 と言いました。 (実は李は嘘に気づかなかった)
「2時間目始めるぞ。」 寺田先生が言いました。 「今からテストを 返す。 呼ばれたらテストを取りに来い。」
「柳沢、大田、山崎、大道寺、李...」 名前はどんどん呼ばれついにさくらの テストが帰って来ました。 さくらの点数は85点 さくらはがっかり しました。 「知世ちゃん何点だった?」
「100点ですわ」 知世は言った。 「いいな〜、李くんは?」 さくらは後 ろを振り返って言った。
「98点だった。さくらは?」 と言うとさくらは何て言えばいいか迷って しまいました。
すると寺田先生が言いました。 「明日このクラスに新しく転校生が 来る。 みんな仲良くするんだぞ。」
4-2のみんなは 「はい」 と返事をした。
「今日はここまで。」 「先生さようなら。」
「知世ちゃん帰ろう。」 「えぇ、わたくし家に帰ってさくらちゃんのコス チュームを作りますわ。 さくらちゃんの誕生日会はわたくしの家で 開いていいですか?」
知世はさくらに聞きました。 「いいけど... 知世ちゃん家いいの?」 さくらは心配でした。
「もちろんですわ。 お母様もさくらちゃんにプレゼントを渡したいと言っ ていました。 そうですわ、今日家に帰らず私の家に来てください。」
「どうして?」 さくらは不思議そうに聞く。
「そのことは気にせずに、さあ行きましょ」 知世は笑いながら行きました。
徒歩で5分後、知世の家につきました。 知世の家は大きな家に広い庭があり ました。
誕生日会に使う部屋は、知世の部屋でした。 さっそく知世の部屋でどんな服を 着るか決めました。 「どの服がいいかしら? この服は、いいえこの服... さくらちゃんは何でも似合うからどれにするか迷いますわ。 おほほほ。」 「知世ちゃん...」
洋服を選ぶのに1時間以上経ちました。 知世の選んだ服は、黄色のワン ピースに胸にはブローチが付いていました。
「さあ、次はさくらちゃんのプレゼント作りですわ。 さくらちゃんとなりの 部屋でまってて下さい。」
さくらは恐る恐る隣の部屋へ行きました。 「知世ちゃん... どんなのを 作るんだろう? 楽しみだな。」
知世のプレゼント作りは2時間経ちました。
「さくらちゃんお待たせしました。 今から皆さんに電話をしてきますわ。 ちょっとまって下さい。」
さくらは、ドキドキしていました。 なぜかと言うと さくらの一番好きな人が来るからです。その人は、李・小狼でした。
エリオルの戦い後に小狼がさくらに告白したのでした。 その思いが通じたのか、 さくらも小狼の事を考えるようになりました。
「小狼くん... 来てくれるかな?」 さくらはそう考えるばかりでした。 その時、さくらの携帯がなりました。電話はケルベロスからでした。
「もしもし...・ あっケロちゃん、どうしたの?」さくらが聞きました。 すると、 ケルベロスは慌てて言いました。
「たいへんやー、さくらの部屋すごい魔力の気配がするんや。クロウより もすごい魔力の持ち主や。」
「すごい魔力の持ち主? ケロちゃん今行くからまっててね。」 さくらはあわ てて電話を切りました。 さくらは、知世に手紙を書いてテーブルに置くと すぐに家に向かいました。
いっぽう、そんな事を知らない知世は部屋に戻りましたがさくらはいませ んでした。 知世は部屋中探しました。 その時知世は、テーブルに手紙が置いて あるのに気づきました。
「これは... さくらちゃんからですわ。」 知世はおそるおそる手紙を読み ました。 手紙にはこう書いていました。
知世ちゃんへ
勝手に出て行ってごめんね。実はケロちゃんから電話がかかってきて「さ くらの部屋にものすごい魔力の持ち主の気配がする。」て言ってたの。 誕生日会には戻ってきます。
知世ちゃんお願いがあるの。小狼には、絶対に言わないで。前みたいに 「アロー」をつかまえる見たいに迷惑をかけたくないから 絶対に言わないでね。
さくら
知世はさくらの事が心配でした。 「さくらちゃんに何かなければいいです けど...」 知世は何度も呟きました。
いっぽうさくらは、走って家に向かいました。 走って5分後家につきました。 家にはさくらとケロちゃんだけみたいです。
さくらは急いで二階へ向いました。 部屋にはケロちゃんがいました。
「ケロちゃんいったい何があったの?」 さくらは聞きました。 「さくら... また、 たいへんな事が起ころうとしているみたいや。さくら占いやってみい、 カードの正体が分かるかもしれへん。」 「うん、やってみるよ」 さくらは 引き出しからさくらカードを全部取り出しました。
「確かカードをよくシャッフルして... カードを3つに分けてまた元に戻して...」 さくらの 占いは順調に進みました。
「さくらの創りしカードよ、わが問いかけに応えよ、わが前に立ちはだか る者の真の姿を示せ。」
さくらカードは黄金色に輝き30秒後元に戻りました。
「1番最初のカードは、リターン、真ん中の3つは... ウォーティ・ライト・ソング? 何の カードだろう。」
さくらは悩みました。 「さくら一番最後のカードを見てみい。」さくらは最後の カードを見ました。
「スイート... ケロちゃん、スイートは何でも甘くしてしまうカードだよね?」 さくらは 聞きました。
「そや、それがカードの狙っている奴を当ててみー」さくらは悩みました。
「スイート... チョコ... あっ、まさか小狼君!」 さくらは小狼の所に 行こうとしたその時です。 机の上に何かが置いてあるのに気づきました。 それは 小さな紙袋でした。 さくらは中を見ました。 中には手紙と貝のネックレスが 入っていました。その貝はピンクの貝がらでした。 その貝の中にはピンクの 真珠が入っていました。 「わあきれいなネックレス。 誰からだろう? あ、 そういえば手紙が入ってた読んで見よう。」
さくらは手紙を読み始めました。手紙にはこう書いていました。
さくらちゃんへ
さくらちゃん、元気にしていますか? 私はお空でさくらちゃんの事を見て います。
今日はさくらちゃんに私の秘密を教える日です。 行くには呪文を言ってください。 呪文は「星の力よ天まで道を結べ撫子の子、名はさくら」と唱えて下さい。
撫子より
「ケロちゃん行った方がいいのかな?」 さくらは心配そうに言いました。
するとケロちゃんは言いました。
「行った方がいいやろー、カードの事が分かるかもしれへん。」 さくらは悩み ました。 なぜかと言うと誕生日会に間に合わないかもしれないからです。
さくらは 「うん... そうだね。じゃあ夜10時にペンギン公園に集合しよう。 じゃあ ケロちゃん私、知世ちゃん家に行くね。」
「おー! ケーキ持って帰ってきてやー。」 ケロちゃんは、ケーキを楽しみに していました。
「ケロちゃんって本当に食いじがはってる。 あっ時間がない、行ってきます!」
さくらはローラースケートをはいて知世の家へ向いました。
いっぽう知世の家は誕生日会の準備ができました。 もう奈緒子・千春・利佳が 来ていました。
「皆さんありがとうございます。 おかげで助かりました。」 知世は嬉しそう に言う。
「ううん、みんなさくらちゃんの誕生日会楽しみにしてたもんね。」 「そ ういえば山崎君と李くんは?」
奈緒子が聞いたその時でした。 強い風が吹いてみんな吹き飛ばされてしま いました。 さくらは、気配に気が付きました。「この気配...今までよりもすごい 魔力...」 さくらはたいへんと気づき小狼に電話をしました。
「もしもし小狼君! 今どこにいるの?」 さくらは必死に聞く。 「今ペンギン 公園だ。 さくら一体どうなってるんだ。」
「いまから説明するからよく聞いて。 実は......」 さくらはカードの 占いのことを小狼に知らせました。
「そっか... 俺が狙われている事か... 分かった俺も行く。」 小狼が言い ました。 さくらはしばらく悩みました。
そして 「分かった... 今からペンギン公園に行くからそこ動かないでね。」 さくらは 急いでペンギン公園へ行きました。
ペンギン公園に着きました。 「小狼くんーお待たせ。 ハア ハア。」
「小狼くん行くよ」 さくらはいままでのことを思い出しながら呪文を唱えました。
「星の力よ天まで道を結べ撫子の子、名はさくら」呪文を唱えると天国の道が出来ました。
「あそこが天国へ行く道か。行くぞさくら」さくらも張り切って「うん」
小狼くんといっしょに過去の私の世界へ言ったの。 ほぇ〜私が人魚? なんで... あれ 私あの子どこかで... いったい誰だろう?
カードキャプターさくら 「私と過去の私と少女」次回もさくらといっしょにレリーズ!
いかかですか? さくらちゃんはどうなるかは第3章で!!