あらすじ

さくらの11歳の誕生日の夜、さくらの机の上に小さな袋が置いて ありました。 それは、撫子が天国から送ったプレゼントでした。 さくらは、 そのプレゼントを空けてみました。 中には1枚の手紙とペンダントが 入っていました。 さくらがペンダントをつけた時、強い光が 光りました。 気づいた時には、知らない世界にいました。 それは10年前、 さくらが1歳、撫子が24歳の世界でした。 さくらはこの世界で撫子の 秘密を知るのです。

さくらと撫子の思い出

作者: narumiko


第1章: さくらの新学期

わたしは木之本桜、もうすぐ小学5年生。 今日、学校が終わったら 私の誕生日会をするの。 楽しみー。

さくらは、わくわくしながら学校へ行きました。

「おはよー」 さくらが元気にあいさつすると、皆 「おはよー」 と 言い返します。

「知世ちゃん、おはよー。」

「おはようございます、さくらちゃん。 さくらちゃん、今日は元気ですね。」

「えっわかる?」 さくらはどきどきしていいました。

「さくらちゃんの事ですもの。 そのくらい分かりますわ。」 知世は笑顔で いいました。

「実は今日ね... 家に雪兎さんが来てね誕生日会するの。」

「それはすばらしいですわ。 あっそうそう、今日さくらちゃんの ためにコスチュームを作ったのですの。 私の作ったコスチュームで さくらちゃんの誕生日会する姿をビデオに収めねば。」

知世はさくらの作ったコスチュームをビデオに撮るのに楽しみです。

「ほぇ〜」 さくらはどきどきしました。

「ホーム・ルーム始まるぞ」 寺田先生が来ました。 「今日は 新しい学年になったので、勉強も難しくなる。 しっかり覚えろよ。」

「はーい」 生徒が言うと、さくらは 「ほえ〜」 となりました。


次回予告

今日は私の誕生日会。 知世ちゃん、奈緒子ちゃん、千春ちゃん、 利佳ちゃんが来てプレゼントもらったの。 あれ? 私の机の上に何か がある。 なんだろう?

次回、カードキャプターさくら。 天国の贈り物。 次回も、 さくらといっしょにレリーズ!

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