さて、はじめましょう。 作者 (Sakura Sama Blossom) は Cardcaptors の諸作権を 所有していません。 ::しくしく:: もし私が著作権を持っていたら、 a) これはファンフィックではない。 b) たくさんの俳優を使って、ハイテク技術者を 導入してヘンな映画をつくる。 c) そして、私は金持ちに。 なんてことに なったかもしれません。
- Sakura sama Blossom
原題 In the Depth of Dreams
作者 Sakura Sama Blossom
翻訳 Yuki Neco
小狼は香港で数年暮らしていたが、その後、愛するさくらに会いに戻ってきた。 二人は今では18歳、再会してからずいぶんと経ったが二人はお互いに 深く愛し合っていたが、その相手が以前のように想ってくれていないかも、 と心配していた。。
さくらの髪は以前よりも伸ばしていて、 ウェストのあたりまでの長さで、輝くエメラルド色の瞳は以前と変わらない。 性格も以前と同じくらい、明るく、楽観的、そして、魔力も、毎年身長が 伸びるように強さを増してきた。 魔導師の中では、おそらく、さくらが地球上で最強の力をもっている。 一方、小狼はそれをわかっているわけではないが、 小狼の魔力もかなりアップしていた。 小狼はさくらよりもずいぶんと 背が高くなっているが、自分の力がさくらに及ばないことは納得している。 彼の性格は相変わらず少年らしい面があるが、立ち振る舞いは、 すっかり大人っぽくなっている。
さくらと小狼は、今では、友枝高校に通い、同じマンションに住んでいる。 二人は結婚も婚約もしているわけではなく、身のまわりについても、 父親は長期出張に行ったまま、桃矢はイギリスに留学していた。 小狼は、さくらをひとりぼっちにさせたくないという優しさから、 彼女を自分のマンションにおいてあげているのだった。 小狼がそう考えたことには理由があった。 小狼は、暗黒の力が急速に近づいてきていることを察知し、 誰の保護もなしにさくらを一人にしておくことができなかったのだ。
この章についての感想があればお願いします。 実は、前回書いたものより、 もっとよくしようと思い、すべてを書き直すことにしました。 それで、 ゆっくり、本当にゆっくりですが、前のやつを削除した代わりに 新しく書いた章で置き換えていきます。 前の作品が好きだった方には ごめんなさい。 でも、新しいストーリーラインも前のものにのっとっていて、 細かい描写を加えたり、書き出しのことに思いつかなかったアイデアを 取り入れているので、前のバージョンと食い違うものはありません。 私の作品をサイトに掲載してくださった方々には、申し訳ないですけど、 古いバージョンを改訂版と入れ替えてくれることをお願いします。
-Sakura sama Blossom