はじめに

ボールド体 は、話しているキャラクタの名前。
イタリック体は 思っていること。
インデントしていない文章はト書きです。


クロウ伝

プロローグ

作者: MiROiR


さくら もしもし、木之本です。 小狼君?
小狼 さくら、実は少し前、実家から電話があったんだ。 書庫から、クロウについて書かれたと思われる書物が見つかったそうだ。
さくら ...
小狼 それで、それを書き写したものが航空便で送られて来る。 今日の夕方あたりに届くと思うんだ。
さくら ...
小狼 それで、さくらにも見せてやろうと思ったんだが、 中国語はわからないだろうし...
さくら ...
小狼 そうだ、今度の日曜日は暇か? うちに来てほしい。 その場で訳しながら見せてやるから。
さくら わかった。

この電話のあった次の日曜日、さくらはケロを連れて小狼の家に行った。
小狼 それで、これが送られてきた書物の書き写しなのだが...
さくら ほえー!
小狼が見せてくれた書物を見て、さくらはただ驚くばかりである。
ケロ わいも昔香港に住んどったけど、こんな事知らんかったでー!
ケロは一応漢文が読めるらしいが、ケロですら知らなかったことが 書かれているらしい。いったいその内容とは?

続く

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