雪兎 (Julian) はさくら (Sakura) の家で、さくらと桃矢 (Tori) と一緒に昼食を食べている。 食後、桃矢は図書館に行くが、雪兎はさくらの片づけを手伝ってから 行くことにした。 桃矢が出かけると、ケロ (Kero) が下に降りてきて、雪兎に向かってユエ (Yue) を呼び出す。
実は、ケロがユエに話したいことがあって、さくらに雪兎を呼んでもらっていた。 二人の守護者は、強い力が友枝町に居座っていることに気づき、 さくらに次の試練が迫っていることを察知した。 最後の審判の後になにが起きるか、クロウ・リードが言っていたわけではないが、 これからは、カードがクロウ・リード (Clow Reed) ではなく、 さくらから魔力をもらわないといけないのは確実。 それで、ユエはさくらが経験不足であることを心配しているが、 ケロは、これまでのさくらの活躍を思い出させて、さくらのことを弁護する。
ユエはさくらを好きになってきていることを認めるが、 主としての実力は別だと述べる。 常にさくらが他の人の力を借りて、 自分でカードをすべて集められなかったことをユエは気に入らないようだ。 しかも、カードキャプターが二人も現れるなんて クロウ・リードから聞いていないので、李小狼 (Li Showron) のことも引っかかっている。 逆に、ケロは助けを求めるタイミングを知っていることも 大きな実力のうちだと言って、さくらの実力になんの問題もないと ユエを諭そうとする。
さらにユエは、さくらの欠点を指摘する。 さくらは衝動的に行動し、これまでに選択を誤ったことがあった。 最後の審判の時も。 さくらは多くの間違いをとおして 多くのことを学んだと言って、ケロはさくらを弁護し、 さくらがカードの主になることは定められていたと主張する。 ユエ自身、さくらを主に認めたと言うことは、心の底で、 ユエもそのことに気づいていたからだとケロが指摘すると、ユエも納得する。
翌朝、近いうちに次なる試練が訪れると、ケロはさくらに予告する。 ちょうどその時、さくらの家のまわりで怪しい人影がうごめいていた。
Cardcaptors | カードキャプターさくら |
このエピソードは Nelvana 社が独自にまとめた総集編で、 回想シーンの寄せ集めになっています。 | ケルベロスとユエさんの会話は CCS の第48話と第58話からとっています。 そのうち、さくらちゃんの部屋のシーンは第48話、 居間での会話は第58話です。 さらに、ラストシーンは第47話を使っています。 |