さくら (Sakura) はすっかりふさぎこみ、知世 (Madison) が追いかけてきても
気づかない。 それは、昨晩の小狼 (Li) の心ない言葉が原因だった。 知世が
元気づけようとしても、小狼が来なかったら大変なことになっていたとさくらは
わかっていた。 小狼が教室に入るとさくらはそわそわして、昨晩のお礼を言って
会話を始めようとするが、小狼はそんなさくらに 「知りもしないことで
引っかきまわすな」 と言う始末。 そんなさくらを助けるように、
学級委員長の山崎 (Zachary) が登場し、小狼に日直の仕事を言い渡す。
このエピソードはサンダーのカードの次の日という設定です。 でも、
CC では間に3話も放送されちゃってますけど。
授業の終わりに、寺田先生 (Mr. Terada) は翌日が書き取りのテストだという
ことをクラスに言う。 さらに、利佳 (Rita) に今度こそ合格するように
注意する。 利佳は書き取りのテストが心配でならない。 それで、さくらと
知世は利佳の勉強を手伝うことにする。 一方、さくらは小狼のことで
時々、心ここにあらずという感じになっている。 ローラーブレードで360度
ターンを決めればきっと忘れちゃうよ、と知世に言う。 知世は、笑いながら、
私は360度ターンに挑戦するくらいなら、李小狼と200キロのドライブに出かける
と冗談めかす。
Rita はすっかり Mr. Terada の書き取りテストにビビッています。 CCS に
そんな設定はなく、利佳ちゃんは寺田先生に恋している設定なのですが。
Li Showron は Sakrua と Madison にとってジョークのネタです。 いかに、
Li のことをイヤなやつって思っているってことですか。 CCS とはまったく
違いますね。
さくらたちは、まず、学校帰りにアクセサリショップによって、自分たちが好きな ブローチを買う。 さくらはハート、知世は十字架、利佳は剣のブローチを。 その後、さくらは知世と利佳を家に招いて、お父さんが作ったプリンをみんなで 食べた後、勉強のため、スペリングクイズを始める。 しかし、 誰も 「ブローチ (brooch)」 の綴りを思い出せないので、インスピレーションを 誘うため、自分のブローチをつけてみる。 ブローチをつけると利佳はすぐに 催眠状態になり、ブローチが剣に姿を変える。 その剣を持った利佳が何者かに 操られているようにさくらに斬りかかってきた。 そのブローチはソードの カードの仮の姿で、利佳はカードに乗っ取られてしまったのだ。 クロウカードの気配を察知したケロ (Kero)が下に降りて来た。 剣のことを 知らないといっても、カードに乗っ取られた利佳は一流の剣士になっている、と ケロは説明する。
さくらは命からがら、家から出るが、友達である利佳に攻撃できず、逃げ回って
ばかりいる。 さくらは危うく斬られそうになったところで、小狼が割って入る。
しかし、さくらは小狼が利佳を攻撃できないように邪魔をする。
さくらはイリュージョンを使って最も恐れるもの見せ、利佳の気をそらす。
利佳が見たものは... 寺田先生だった。 利佳の手からソードを払い落とし、
カードを封印する。 すべてが終わった直後、雪兎 (Julian) が桃矢 (Tori) を
訪ねてやって来るが、小狼は顔を赤くして走り去る。
え? Mr. Terada って Rita が最も恐れる人だったの? それって、まるっきり
逆じゃん。 でも、先生と生徒の恋愛が子供が見るアニメにふさわしくない
からって、そんな変更しちゃっていいのでしょうか、Nelvana さん。 どうも
納得できません。
カットされちゃったみたいですけど、CCS では、雪兎さんが現れて、
小狼くんの手をとっていたのです。 演出として、背後にバラの花が...
だから小狼くん (Li) は真っ赤になって走り去ったんですね。
翌朝、さくらは剣のブローチの代わりに、自分のブローチを利佳にあげる。 利佳は少し戸惑ったが、なにも訊かずにさくらの真心を受け入れる。
放課後、さくらは前の日に手伝ってくれたお礼に、雪兎にチョコレートを プレゼントする。 それを見た小狼は、あせって、走り去る。
Sakura's BME Clinic © 2002 Yuki Neco
