Sakura's Return To The Past

あらすじ

さくら (Sakura) がほとんどすべてのカードを変換したと考えると、 エリオル (Eli) は最後にどうするかを決心する。エリオルは その決心を紙に書き、封筒に入れる。 その夜、さくらは何百もの小さな雪だるまと戦い、雪の玉を 投げつけられている。雪の玉が積み重なり、埋もれてしまいそうになったところで 怒ったさくらはスノウのカードを変換して、小さな雪だるまの軍団を粉砕する。 ケロがさくらの魔力をほめたたえると、ユエはクロウな実の魔力に達するには まだまだ道が長いと指摘する。

その晩、ユエに言われたことが真実なのかと考えているので、さくらは眠れない。 さらに、ケロは、その晩のように雪が降る日にクロウ・リードが死んだことを 話す。しかし、実際にクロウが生きていて、あの負式名事件を起こしているのは、 とケロが言うと、さくらは息を呑み、その考えに同調する。そのこともあり、 さくらは自分がカードの主になってから起こり続ける不思議な事件のことを 訊きにクロウが死ぬ以前の過去に行こうと決心する。

小狼が反対するが、ケロが教えてくれたとおりに月峰神社のご神木の力を 借りてさくらは過去の世界に行く。もう春だというのに花を咲かそうとしない 桜の木をケルベロスとユエが見ている。庭に歩いてきたクロウ・リードは フラワーのカードを使って、桜の木を満開にした。しかし、生きる者すべてに 終わりが訪れることをクロウは守護者に忠告する。
このシーンでクロウが、生きる者すべてに終わりが訪れることを 言うのは原作よりいいですね。これは、後に出てくるクロウ・リードの 死の伏線ですね。

いつの間にかさくらはうたた寝をしていて、起きたら夏になっていた。 その横でケルベロスとユエが寝ている。 さくらはクロウに、不思議な事件のことを話す。クロウはさくらが未来から 来ていることに気づき、自分が事件とはある意味で関係し、 別の意味では無関係であるという。季節が流れ行く時のように移り変わり、 人には宿命があるので、常に動き続けなればならないとクロウは言う。 そのうちに、クロウの姿が消える。
CC のクロウ・リードはなんとなく、教育的ですね。

クロウを探しているうちに、さくらは屋敷の中に入り込み、 そこで、クロウが二人の守護者に話しているところに出くわす。 クロウは、桜が以前エリオルの家で見た椅子に座っていることに気づく。 クロウは、守護者に自分の時間がなくなっていることを告げる。 クロウは、ユエを審判者に、ケロを新たな主の候補者選びをするように お願いする。その直後、景色は星空に変わり、さくらはクロウと二人で 話している。 さくらが行く先を見失っても、彼女の中の星の力が 行く先を照らして教えてくれるという。

現在に戻ってきたさくらは、ご神木から浮かび上がるように現れる。 クロウ・リードもケルベロスもユエもエリオルの家にいたとさくらが 言うと、ケロは折りおるの家にいた記憶がない。 ユエもエリオルの家のことを話したことがないため、 ケロは、だれかが二人の記憶を消していると推測する。

いちゃもん



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