A Present for The Cards

あらすじ

不思議な気配の対処にさくら (Sakura) が出かけている間、さくらに 成り代わったミラーのカードはカードたちに話しかけている。 既にさくらが寝ているはずの時間なので部屋は消灯している。 さくらが帰って来て窓をノックする。ミラーは窓を開け、カードの主と ケロを部屋に入れる。その晩、カードを2枚変換できたことをさくらは 報告する。ミラーも何かを言おうとしたが、ドアをノックする音が。 慌ててさくらはベッドに飛び込み、ケロはぬいぐるみのふりを、 ミラーはカードに戻らないといけなくなった。

翌朝、さくらと桃矢 (Tori) は一緒に学校に行く。 その途中で、父親にクリスマスプレゼントを買ったか、桃矢はさくらに訊く。 まだだったので、二人で財布をプレゼントしてはどうかと提案する。 その日の4時に校門で待ち合わせることに。 桃矢が教室に入ると雪兎 (Julian) が机で寝ている。このままではまずいと思い、 桃矢は雪兎に何かを言おうとするが、例によって奈久留 (Ruby) に邪魔をされる。

放課後、さくらと小狼 (Li) は課題を終わらせるために残ることに。 さらに、さくらは音楽室に道具を返しに行く仕事もある。 知世 (Madison) はクリスマスの準備があるからといって一人で帰る。 さくらが課題を終えるまで小狼は待ってくれるといってくれた。 そうすれば、さくらが音楽室に道具を返しに行っている間に小狼が 教室を片付けるというのだ。
Sakura と Li は放課後に課題を片付けるって、居残りってことですか... それとも、何か悪いことやっちゃったんでしょうか? CCSでは、さくらちゃんと小狼はくんは日直で、確か、日誌を書いていたんですね。

その後、音楽室に来たさくらはエリオル (Eli) が音楽室で ピアノを弾いているのを聞く。 エリオルの話では、クリスマスに教会で演奏するので練習をしているらしい。

さくらが校舎から出てくると小狼は校門で立っていた。最近、何か大切なことを 忘れている気がするとさくらは小狼に言う。その時、二人は不思議な気配を感じる。 桃矢との待ち合わせがあるから、自分ひとりで様子を見に行くと小狼は言ったが、 さくらはミラーのカードに桃矢との待ち合わせをお願いし、小狼とともに 現場に駆けつける。ミラーはさくらに何か言おうとしたが、また失敗した。 数分後、自転車に乗った桃矢が現れる。それがすぐにさくらではないと悟るが、 さくらの任務に気づいているのでミラーと買い物に行くことにする。

学校の裏山で、鉄製のフェンスが毒蛇のように襲ってくる。 小狼の雷撃でばらばらになったはずが、すぐにもとに戻って攻撃を再開する。 さくらはミストのカードを変換する。ミストは見事に鉄製のフェンスを 腐食させた。戦いに勝ち、突然さくらは忘れていたことに気づき、 衝動的に走って学校に戻る。

ちょうどその時、桃矢とミラーは買い物を終え、喫茶店で休んでいる。 桃矢は、いつもさくらを助けてくれるミラーにお礼を言い、父親に買った財布と 一緒に買ったリボンをミラーに渡す。強い魔力のおかげで、ミラーの髪が 長いことを知っていたのだ。ミラーは嬉しい気持ちを感じる。

暗くなって、さくらは窓から帰ってきた。さくらは聴いてもらうよう、 カセットテープをミラーに差し出す。録音された曲を再生しながら、 さくらはカードたちへの感謝の気持ちを述べる。交代して、ミラーが カードすべてを代表してさくらへの感謝とカードがさくらを好きで あることを述べる。その後、ミラーはカードの姿に戻るが、カードに 描かれたミラーは髪にリボンをしている。 音楽が得意でないさくらは、エリオルにピアノを教えてもらい、 何とか片手で演奏し、もう一方の手をエリオルに演奏して もらっていたのだ。そうやってテープに曲を録音していたのだった。 カードにとって最高のプレゼントだと、ケロは言った。

いちゃもん



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