さくら (Sakura) のクラスメートたちは図工の時間にスケッチのため校庭に出ている。 小狼 (Li) はさくらとエリオル (Eli) が楽しそうに話しているのを見ている。 エリオルはそのことに気づいていたが、さくらは気づいていない。 知世 (Madison) が小狼の背後に歩いてきて、なぜじっと見ているのかと訊くと、 友枝町 (Reedington) で起きる不思議なことに敏感になるためだと答える。 じっと見ていると不思議な気配のパターンがわかるらしい。 ちょうどその時、予期せず苺鈴 (Meilin) が目の前に現れた。
また、こんな吹き替えにされちゃいました! 小狼くんがさくらちゃんを見ていたのは単に好きだったからなのに。
小狼の説明によると、苺鈴は偶然通りかかっただけなので、そんなに長く 滞在しないということだった。 しかし、小狼から話を聞いた苺鈴は さくらが苺鈴の助けを必要としていると勘違いしている。 さくらが喜んで苺鈴に会いにくると、二人は放課後に校門で 待ち合わせる約束をする。
Meilinちゃんは偶然通りかかっただけ? 帰るのに飛行機を使うような場所に 住んでるのに? CCSでは、香港に帰ったときに言いたいことがあると 小狼くんに言われ、それが待ちきれず苺鈴ちゃんが日本にやってきたのでした。
さくらが帰りに遅くなると言うためにケロに電話すると、ケロは ゲームで大忙し。さくらから苺鈴の話を聞くと、ケロは 魔力のない小娘の助けはいらないと悪態をつく。 さくらが電話を切った瞬間、エリオルが階段を上ってさくらの 背後に来た。苺鈴と会う約束をしているとエリオルに話すと、 良いことを聞いたと言って、エリオルは怪しい笑みを浮かべる。
日本語版ででてこなかったゲームのタイトルは... スペース・デストロイヤ だそうです。 なんか、スターウォーズの帝国軍の母艦みたいですね... って、あれはスター・デストロイヤですね。
さくらと小狼と知世は放課後に苺鈴と待ち合わせて会う。 公園のペンギン大王の滑り台の前に差しかかったとき、 さくらと小狼はクロウ・リードの気配を感じる。 続いて、石でできたペンギンやペンギン大王が4人を襲ってきた。 苺鈴はカンフーで応戦するが、石でできたペンギンはパンチすると痛い。 小狼の魔法も最初を除いて、まったく効かない。 苺鈴がフリーズのカードを使うように提案すると、さくらは その不思議な事件を鎮めることに成功する。不思議なことが起きている間、 周囲に誰もいないことにさくらたちは気づく。小狼が言うには、 強力な魔法使いの仕業ならばあり得ることらしい。
戦いの後、Meilinは魔力を持ってない自分が必要とされていない と思い、元気をなくしちゃいます。CCSでは、小狼くんが さくらちゃんを下の名前で呼んだことに気づいてショックを 受けたんですよね。
その夜、苺鈴はバルコニーで小狼と話している。 小狼はクロウカードの主でなくても、さくらに必要とされていると 言う。 苺鈴は自分が頼られていると勘違いしていたことに気づき、 落ち込んでいる。さらに、そのことを小狼が教えてくれないから 怒っている。機嫌を損ねた苺鈴は、ウェイ(Wei)が入れたお茶を飲むや 否や、飛び出して知世に家に泊まりに行く。
あーあ、恋に関するシーンは完全に変更です。 日本語版では、小狼が苺鈴でなくさくらが好きだと知って元気を なくします。見当がつくように、CCではMeilinがMadisonの家で 大泣きするシーンは存在しません。
翌日、小狼とウェイは空港に苺鈴を見送りに来ている。 さよならを言うときになって、小狼は、苺鈴が友枝町にいたとき カードを捕まえる手伝いをしてくれたことの感謝を述べてくれた。 小狼の本音を聞いて、苺鈴は笑いながら飛行機に乗った。 数日後、苺鈴はさくらと知世に (手紙とメールで) 小狼と仲直り できたことを教えてくれた。
このエピソードもひどい吹き替えでした。 (小狼くんと 苺鈴ちゃんの) 恋に関する要素は、完全に変更され、 クロウカードや魔力に関する話題にすり替わっています。 同じアニメのフィルムを使っていながら、よくここまで 違う話にできるものだと、Nelvana社にはある意味で感心します。^^;