このエピソードは、CCS 第34話 「さくらと雪兎と昼の月」 に対応する エピソードです。 CC のタイトルは 「満月の光のもとで」 という意味です。 このエピソードは 幸運にも、CCS からほとんど変更されていません。
チアリーディング部の休憩中、さくら (Sakura) たちが次の日に開催される
クイズ大会について話している。 千春 (Chelsea) は山崎 (Zachary) と
参加するらしい。 バトンの練習を再開したさくらは、知世 (Madison) と
一緒に参加してみようかと考えはじめる。
さくらたちは帰り道に、商店街でクイズ大会のお知らせを書いた
掲示板を見かける。 そのクイズ大会は市役所が主催し、
友枝町 (Reedington) にもっと親しくなるため、どんな人でも
参加できるとのこと。 知世に一緒に参加しようとさくらが誘おうとした時、
ちょうどやって来た雪兎 (Julian) がさくらに参加を誘う。
やって来たJulianが突然、7歳も年下のSakuraをクイズ大会に誘うって、
なんか不自然な気がしますね。 CCSでは、さくらちゃんが知世ちゃんを
誘うのですが、参加するよりもさくらちゃんをビデオ撮影している方がいいと
言って誘いを断った (知世ちゃんってヘン...) ので、その代わりにと、
雪兎さんがさくらちゃんを誘ったんですけどね。
帰宅したさくらは、次の日のクイズ大会に雪兎と参加することを家族に話す。
藤隆 (Aiden) はさくらが楽しく競争できるといって微笑んでいる。 桃矢 (Tori)
はちょうど縫い終わった服をさくらに渡す。 さくらはクイズ大会にその服を
着ていくといって喜ぶ。
って、Tori が Sakura の服を作っているのには驚きですね。
ひょっとして、いつも、服を作っている?
翌朝、市役所の前にさくらが来ると、すでに友達が集まっていた。 千春と山崎も来ているし、苺鈴 (Meilin) は準備運動をしている。 すっかり強気の苺鈴に小狼 (Li) はうんざりした様子である。 ちょうどその時、いつものようににこにこ (へらへら) しながら雪兎が 現れる。 利佳 (Rita) と奈緒子 (Nikki) は友達を応援しに来ていた。 クイズ大会が始まり、市役所の職員がルールの説明をする。 参加者は街中で10問のクイズを解き、最後に街中に隠された友枝町の 花のレリーフの一つを探し当てるというもの。 市役所の職員は、参加者に最初の問題を出す。 10本のマッチ棒を使って 星を作れという問題だ。 雪兎はすぐに答えがわかり、さくらを連れて 答えるためブースの中に入る。 ブースにはバイトとして係員をしている 桃矢がいる。 雪兎はマッチ棒で 「星」 を漢字で描く。 それが正解だった。 さくらは参加者のカードにスタンプをもらい、雪兎と次の場所に向かう。 その直後、苺鈴が小狼を引っ張ってブースに入るが、答えが間違っていた。 桃矢が呆れながらハズレを伝えると、苺鈴は 「どうして」 と言ってつめよる。
さくらと雪兎は街中を走りクイズを解いていく。最後のクイズの場所は
友枝小学校 (Reedington Elementary School) だった。 校門でビデオカメラを持った
知世が待っている。 二人は、ちょうど最終問題を終えた千春と山崎に会う。
驚くことに出題者は観月先生 (Layla)。 最後の問題は、フラスコに入ったボールを、
容器を逆さにしたり割ったりすることなく外に出せ、というものだ。 ジャンケンの
結果、最終問題はさくらが答えることに。 さくらは、あらゆる方向からフラスコを
見つめ、最後には答えがわかった。 フラスコに水を入れるとボールが浮いて
取り出すことができた。 それが正解だった。 さくらと雪兎が
その場所を離れようとすると、「満月だから気をつけて」 と意味不明の注意を
さくらに言う。 そのことが気になり、さくらは元気がでない。
CCS では、もう1問だけ漢字に関するクイズがでましたが、CC ではそのシーンは
カットされていました。
観月先生から渡された紙に従って、さくらと雪兎はペンギン公園に来る。
雪兎が花のレリーフを探している間、さくらは崖の淵にたって昼の空に
見える満月を見上げ、観月先生が言った注意を思い出している。
そのことを考えるうちにめまいを感じ、さくらは崖から落ちそうになる。
それに気づいた雪兎はさくらを守るために飛びつくが、二人とも
崖から落下する。
あらら、Layla があんな注意をしなければ Sakura はめまいを感じたりすることも
なかったのでは。
さくらが気づくとすでにあたりは暗くなっていた。 さくらは無事だが、 雪兎は足首をひねっていた。 さくらは雪兎に肩をかし桃矢と友達が待つ 市役所まで戻る。 桃矢と小狼が探しに行こうとしたちょうどその時、 二人が戻ってきた。 桃矢が、二人に参加賞のシャープペンシルを渡すと、 雪兎は 「おそろいだね」 と言ってさくらに微笑む。