小狼に先にストームのカードを捕まえられ、カードを集める資格がないと言われた さくらは、すっかり落ち込んでしまった。 家に帰って、ケロが小狼に 勝つための策を黙って考え込んでいるので、さくらは自分の言うことを 聞いてくれてないと勘違いしてしまう。 ムカついたさくらが大きな声を 出したから、ケンカが始まってしまう。 考えを邪魔されて起こったケロは、 落ち着いて考えごとができる場所がほしいと言いだす。
次の朝、さくらはケロと仲直りしようとするが、ケロの姿が
見えない。 実は、夜の間にケロは机の一番下の引き出しに
自分の部屋をつくり、家具を配置したのだった。 そのために
さくらの持ち物を床に投げ捨てていたので、さくらは怒る。
激怒したさくらは、ケロを引き出しから振り落とし、
ケロは、さくらを部屋を壊した怪獣と言った。 最もいやな言い方をされて、
さくらの怒りはおさまらない。 その日、さくらが学校に行っている間に、
ケロは、藤隆に送られてきたチョコレートをすべて食べ、窓から外に
飛び出してしまった。 夜になって、さくらが窓を開けたままにしているのに、
ケロは戻ってこなかった。 お酒の入ったチョコレートで酔っぱらったケロは、
薬局のマスコット人形にグチを話し、ゴミ捨て場のソファで眠りについた。
Kero が ノートに落書きした 「ちくらのアホ~」 は、“Sakur is a BRAT!!”
と字幕スーパーが... (^^;
翌朝、ケロは知らない部屋で寝ていた。 あかね (Anikka) という
小さな女の子がケロを
見つけて、うちに連れて帰ったのだった。 あかねはケロをネコと思いこんで、
「チャウちゃん (No-no)」 と呼ぶことにした。 最初、ケロは早くその場を
抜け出したかったが、あかねが一年前にお父さんを亡くし、昼間は、
うちに独りぼっちになることを知って、ケロはあかねを残して出ていくことが
できない。 せいぜい、さくらに FAX して、自分が無事だと
教えることしかできない。 ケロのことを心配していると、さくらに FAX が
届き、さくらは知世に電話して FAX のことを話す。 知世は、その FAX から、
発信元の場所を調べる。 ちょうどその時、フロートのカードが悪さを
はじめる。 カードのせいで、あかねが宙に浮き、空高く上昇する。 ケロは
あかねを追いかけるが、早すぎて追いつかず、ケロは疲れ果てる。 まさに
その瞬間、落下するケロをさくらがキャッチし、フロートのカードを
封印する。 魔力を失い、あかねは落下するが、予期せぬ突風のため、
さくらはあかねを つかみ損ねる。 ケロは急いであかねの下に回り込んで、
ブレーキをかけようとする。 さくらは、着地の衝撃をやわらげるため、
ウッドのカードを召喚する。 カードはうまくはたらき、ケロとあかねは、
無傷で地上に降りることができた。
Anikka は CC での あかねちゃんの名前です。 一応、発音が似ている名前 (?) を
選んだのでしょうか。 CCS と違い、Anikka はお父さんが亡くなったことを
理解していました。 CCS では、天国と言う場所にいることは知っていたけど、
その意味を理解していないようでしたが。
それから、「ちくらえ ワイは元きゃ またれんらくする」 のFAX は
“Sakura. I'm fine. I'll be in touch again - Kero” と字幕スーパー。
数日後、あかねのお母さんが、あかねと一緒にいられるように新しい仕事を
見つけたので、あかねは引っ越そうとしている。 でも、新しい家ではペットが
飼えないので、あかねは さくらに チャウちゃん (ケロ) の世話を
お願いする。 それで、ケロはさくらの家に帰れることに。 実は、
ケロが帰る前に、さくらは机に引き出しにケロちゃんの部屋を
用意していた。 喜んだケロは、さくらが作ってくれたベッドの上で
飛び跳ねて、運悪く、ベッドを壊してしまう。 それで、ケンカが
再開することに...
そうそう... もうひとつ名前の変更がありました。 「ちゃうちゃん」 と
呼ばれていたケロちゃんは、CC では No-no です。 これは、Anikka に
ネコなのかと聞かれたときに、うっかり No-no (= ちゃうちゃう) と喋って
しまったからついちゃった名前です。